夏休みも終盤になると、課題が進まず焦る子どもたちと、その様子に困るお母さん方も多いのではないでしょうか。「だから早くやりなさいって言ったのに!」と思うこともありますよね。でも、大丈夫です!子どもたちが自発的に作品作りや作文に取り組むのは実はとても難しいことなんです。

子どもたちは好きなことには夢中になれますが、気が乗らないことにはなかなか手が進まないものです。学校の図工の時間にみんなが一緒に絵を描けるのも、周りの友達が取り組んでいる雰囲気があるから。夏休みの課題も、同じように温かく見守ることが大切です。

夏休みの課題としてよく見られる「〇〇ポスターコンクール」や「〇〇作文コンクール」。これらに取り組むことで、作品が自治体や企業に送られ、場合によっては景品がもらえることもあります。景品目当てで参加するのも立派なモチベーション!どんどん挑戦してみましょう。

学校で提出された作品は教師が評価するわけではなく、そのまま応募先へ送られます。保護者が手伝うことも全く問題ありません。むしろ、アイデアを引き出して良い作品に仕上げるお手伝いは大歓迎です。ただし、すべてを保護者がやるのはNG。子ども自身の発想や工夫が含まれることで、その作品が本当に「子どものもの」と言えるのです。

特にポスターコンクールでは、文字の色合いが重要です。子どもたちは薄い色を選びがちですが、文字が読みづらいと入賞は難しくなります。YouTubeのサムネイル画像を参考に、視認性の高い色を選びましょう。

また、ポスターでは「何を伝えたいのか」「どんな思いが込められているのか」が大切です。お子さんの純粋な気持ちを表現できるよう、サポートしてあげてください。

夏休みの作品づくりは、子どもの成長や感性を引き出す絶好の機会です。焦らず、楽しく取り組めるよう声をかけ、必要なサポートをしてあげましょう。良い作品が生まれたら、入賞や地域での展示といううれしい結果が待っているかもしれませんよ!